木の記

土のこと
生ゴミを肥料に還られるそうなので、そんなバケツとそんな米ぬかのようなものを手に入れてきました。生ゴミを生ゴミとしてみない。部屋の中で腐っていく匂いに我慢できない。
竹酢液という、不思議な液をかけると、消臭殺菌、それに堆肥に変わる時間が早まるという。
かけてみた。

大地は生きているのだということを実感してきてる。
微生物や蓄積された大地が価値ある土地と言える。
三方原のジャガイモや野菜が美味しいのは、大地が良いからなのだと感じることができた。
ヨガの中で私たちは５つの要素で構成されている。
火　水　空気　空間　大地。
それは大きな目で見ても同じ事で、大地はとても重要で在ることを思い知った。
我々は戦後のような、時代に突入したと言える。
大地震が起き、原発が爆発し多くのものが死滅した。　
これは新しい時代の合図ととらえよう。
奪いあい削り取る幸せは、間違いであったことに気がついたのだ。
さあここで、生きている大地に、良い結果が実る種を蒔こうではないか。
我々は、学習していく　科学は進歩している。
それを育て、愛し、実らそうではないか。たかが１００年程度の命　
死は生きているもののためにある
良き大地は墓場のような場所だ。多くの死の積み重なりによって豊かな土ができる。
その中を根が張りめぐり、目覚め、顔をだし、成長し、やがて土に帰るのだろう。
微生物や菌に分解され、育てはぐくむ側に変わる。
我々生命体は、けして、自我や肉体が本質ではない。
本質は内側にある。いわば
この命の生と死の循環の中を見守るものだ。
いまこそ、善悪を通りこし、事の成り行きとして、物事をみるのだ。


ジャティーの畑
全く無知であった私は、今日、炎天下の猛暑に不安になった。
栄養のない土に、培養土を少し混ぜただけの土なので、からからに干上がってしまう。
風も強く条件は良くない。全滅。そんな事が頭をよぎった。
今日の夕刻を待ち、水をたっぷり、あげた。
ぐったりしていたシルバーセージがぴんと立った。